2023.5.1
代表コラム
【続】「保育園落ちた日本死ね!!!」から7年経って
前回投稿に続き、我が家の長男が認可保育園に落ちた件です。
結果的に、希望していた明治・明野地区は、大分市中心部と同じくらいかそれ以上の激戦区だったようです。同地区を主な通学区域とする大東中学校は、全学年で千人を超える西日本で生徒数が一番多い中学校らしいですし、同地区内の明治小学校も、県内で生徒数が一番多い小学校のようで、子育て世帯の流入の多さに対して供給が追い付いていないアンバランスな状態が続いていることが、そもそもの原因なのかもしれません。
しかし、、、今回ばかりはそれだけではなかったようです。
今年の2月16日の大分合同新聞に「大分市の私立認可保育園職員、一斉退職の意向 賞与や運営で経営者側と対立」という記事が出ました。園長や保育士らほぼ全員にあたる職員14人が3月末に退職の意向を示している、と書かれていました。翌17日には当該園の保護者たちが大分市役所を訪れ要望書を提出。市長は転園先が決まらない園児を公立の保育所で受け入れることを表明するまでに。そして、実は同時期に、同様のことが市内の別の認可保育園でも起こっており、保育士8人が退職、新規の受け入れは中止、園長も退職する事態に発展…。
どうやら、この2箇所の園の児童(150人という噂です)が転園したことで、明治・明野地区にもその影響が及んだようです。新聞記事などによると、これらの原因は、園が労務管理をきちんと出来ていなかったことが主因とのことでした。
人手不足の昨今、問題を抱える職場は選ばれなくなっています。働き方改革が必要な中小企業にとって、決して対岸の火事などではないのです。